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2008年5月8日木曜日

ベアリングとは

ベアリングとは、機械の回転部分を効率良く回転させる為に用いられる部品です。
回転運動をともなう機械にはほとんど組み込まれています。

このサイトでは、建築設備用のポンプ・送風機のベアリングについて解説していきます。

ポンプ・送風機では、主に、羽根車を支える主軸やモーターの主軸などによく使用されています。

ベアリングの点検方法

1.洗浄
軸受(ベアリング)を取り外したときには、まず潤滑剤の残存量を確認します。
洗浄には中性無水の軽油又は白灯油を使用しますが、必要に応じて温アルカリ溶液等を使用することがあります。
粗洗浄は洗浄油中で、ブラシなどを用いてグリースや付着物を落とします。このとき、軸受はあまり回転させないようにします。
ごみなどの異物を除去した後に、静かに回転させながら仕上げ洗浄を行ないます。
洗浄後はすみやかに防錆処理を行ないます。

2.点検
取り外した軸受の再使用が可能かどうかを判断するために、各軌道輪・転動体・保持器を注意深く点検します。
このとき、損傷例に示すような欠陥が見つかれば、再使用をやめて新しい軸受と交換しましょう。

異常音の原因と対策

回転中の軸受の音は、聴音棒や補聴器を当てて聞き取ります。
豊富な経験が必要なので、できるだけ特定の作業者が行なうのが望ましいです。

異常音とその他の原因と対策を表にまとめています。
異常音の種類推定原因対策





きず音(リベット打ち音に類似)
錆音(リベット打ち音に類似)
圧こん音(濁ったサイレン音に類似)
軌道面のきず
軌道面の錆
軌道面の圧こん
取付方法・洗浄方法・
錆び止め方法の改善、
軸受の交換
はくり音(ハンマーで
叩いているような音)
軌道面のはくり軸受の交換





ごみ音(ガリガリという音、
かわず音とも呼ぶ)
異物の侵入洗浄方法・密封装置の
改善、きれいな潤滑剤
の使用、軸受の交換
はめあい音(ごろごろという音や
ハンマーで叩いているような音)
はめあい不良、
過大な軸受すきま
はめあい及び軸受すきま
の検討、予圧量の検討、
取付精度の改善
きず音、錆音、はくり音転動体のきず、
錆、はくり
軸受の交換
きしり音(グリース潤滑の円筒ころ軸受で
冬場や低温時に発生しやすい)
潤滑不良に起因する場合は潤滑剤の
検討を必要とするが、一般的には、
軸受への悪影響はないので、
そのまま使用してもよい。


異常に大きい金属音異常荷重
取付不良
潤滑油の不足や不適
はめあい・すきまの検証、
予圧の調整、軸・ハウジング
の加工精度や取付精度の
改善、密封装置の改善、潤
滑油の補給、適正な潤滑剤の選定